中古キュービクルの山田電機が、キュービクルの耐用年数を延ばす方法をご紹介します。

2021.08.20 Fri

キュービクル(キュービクル式高圧受電設備)は、高圧受電設備と呼ばれる、高圧電力を低圧電力へと変換する機器を、金属の箱(キュービクル)に入れた設備のことです。キュービクルの導入を検討している方の多くは、電気代の節約を目的とされているのではないでしょうか?

しかしながら、キュービクル自体の導入費用は決して安くはありません。それ故、耐用年数が短ければ、電気代が安くなっても元を取れなくなってしまう可能性もあります。そこでこの記事では、キュービクルをより長くお使いいただくために、利用として実践しておくべきポイントをご紹介します。

キュービクルの耐用年数を伸ばすポイント

キュービクルの耐用年数と一概に言っても、各個体や内部の機器ごとに耐用年数は若干違います。

JIS規格で定められているほとんどの電子機器は、基本的に15年という年数が法定耐用年数として定められていますが、これはあくまでも目安です。

使い方によっては20年~30年程度はお使いいただくことも可能です。キュービクルの寿命が長くなれば長くなるほど、コストパフォーマンスも比例して良くなっていきます。

ではどのような方法で、キュービクルの耐用年数を延ばせば良いのでしょうか?

ポイント① 屋内に設置する

キュービクルを屋外に設置している方も多いですが、屋内に設置することで大幅な耐用年数アップに期待できます。屋内に設置されたキュービクルは、屋外に設置されたものに比べ、雨風や紫外線などの天候による影響を受けづらく、劣化しにくくなるためです。

元来、屋外に設置できる点がキュービクルの良さではありますが、寿命という観点から見れば、できるだけ屋内に設置した方が良いと言えるでしょう。

やむを得ずキュービクルを屋外に設置する場合

敷地や施設面積の問題等で、どうしても屋内にキュービクルを設置せざるを得ない場合もあると思います。そのような場合は、簡易的にでも雨風や日光を防ぐことができるように屋根等を用意することをおすすめします。

ポイント② 定期的にメンテナンスする

キュービクルも機器である以上メンテナンスは重要。定期的なメンテナンスは、キュービクルの耐用年数を伸ばすためには必須だとお考えください。

キュービクルが重大な不具合を生じる際、多くの場合前兆が現れます。定期的にメンテナンスを行っていれば、不具合が起きる初期の段階で対処することができるため、キュービクルを丸ごと処分しなければならないような事態を防げるでしょう。ケースによっては、一部パーツの交換だけで済ませることが可能となるかもしれません。

キュービクルをメンテナンスすると、多少の費用は必要です。しかしながら定期的なメンテナンスを怠ると、その分耐用年数の大幅な減少や故障を見逃す可能性が跳ね上がります。つまり故障による損失で、メンテナンス費用よりも高額な代金を支払わなければならなくなることを覚えておきましょう。

キュービクルを長く使おう!

キュービクルの耐用年数を伸ばすポイントは、屋内に設置することと、定期的なメンテナンスを行うことです。

屋内にキュービクルを設置できない方は多いと思いますので、この記事でも紹介したキュービクルの定期的なメンテナンスを実践して、キュービクルを長く使えるようにしてみてはいかがでしょうか。

また、キュービクルの導入お考えの方は、2,500件以上の納入実績を誇る山田電機までご相談ください。

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