雨ニモマケズ

2021.01.09 Sat

寒い日が続いていますね。

九州に出張に行っている社員から写真が送られてきました。
寒い……

 

山田電機の所在地、大阪も本日は冷え込んでおります。
ネコちゃんにたまっている水も、このとおりです。

 

工場では缶コーヒーをお湯につけて温めていました。

 

若い頃には、
「でくのぼーってひどいなぁ、
 こういう者になりたいかなぁ……」と
幾ばくかの疑問を抱きながら読んだこの詩も、
年齢を重ねるにつれ身にしみ入る今日この頃だったりします。

本日も皆様、どうぞご安全に!

 

「雨ニモマケズ」

雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
慾はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしは
なりたい