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キュービクルの正しい離隔距離を知っておこう!

2019.01.06 Sun

キュービクルの正しい離隔距離を知っておこう! イメージ

キュービクルは電力会社から供給される高圧の電気を低圧に変圧し、工場やオフィスなどで使用できるようにするための装置です。
電気を利用するために必要となるわけですが、そこで覚えておきたいのが離隔距離です。
離隔距離とは、キュービクルと近くの建築物との距離のことなのですが、その離隔距離が決められています。
正しい離隔距離を知り、適切にキュービクルを設置するようにしましょう。

離隔距離が決められている理由

そもそもなぜ離隔距離が決められているのかを解説します。
キュービクルは高圧電力を変圧するという役割を持っていますが、こうした設備は危険性も含んでいます。
万が一事故や故障などがあれば、火災が起きたりする危険があり、安全性には十分配慮しなければなりません。
また、キュービクルが使えなくなれば電気の供給も受けられなくなるため、停電の原因にもなります。
常に正常に機能し、トラブルを防ぐためにも離隔距離が必要なのです。
つまり周囲の建築物への被害を避けるために、一定の距離を離さないといけないわけです。
こうしたルールは消防法で定められており、離隔距離を正しく取らないことは法律違反となります。
キュービクルを正しく安全に運用するためにも、法律を守るためにも離隔距離は厳守しましょう。

キュービクルの離隔距離について

キュービクルの設置に際しては、あらゆる部分で離隔距離を気にしなければいけません。
たとえばキュービクルは屋外に設置することが多いのですが、その場合の離隔距離を見ていきます。
屋外に設置するキュービクルは、建築物から3m以上の距離を保つ必要があります。
1mや2mでは足りず、必ず最短でも3m離さないといけません。
ただしこのルールには例外があり、キュービクルが不燃材料で造られていて、さらに外壁で覆われていて開口部がないものに面しているなら、3mの離隔距離は不要です。
どうしても3m以上の離隔距離を取れない場合は、こうした対策をすれば良いわけです。
この他にも、金属箱の周囲の保有距離は1m+保安上有効な距離をとることとされています。
こちらも例外があり、隣接する建築物等の部分が不燃材で造られていて、かつ当該建築物等の開口部に防火戸その他の防火設備が設けてある場合は、屋内キュービクルの保有距離に準じるとされています。
一定の条件を満たしていれば、屋外設置であっても屋内キュービクルと同じ保有距離が適用されます。
さらにキュービクルを高所の開放された場所、屋上などに設置する場合は、周囲の保有距離が3mを超える場合を除き、高さ1.1m以上の柵を設けるなど、堕落防止措置を講じる必要があります。
屋外のキュービクルは屋上に設置するケースも多いので、必ず覚えておきたいポイントです。

屋内キュービクルの離隔距離について

屋内に設置するキュービクルに関しても、離隔距離が決められています。
点検を行うことになる面は、0.6m以上の離隔距離が必要ですし、操作を行う面は扉の幅+保安上有効な距離が必要です。
扉の幅が1m未満の場合は1mの離隔距離に加え、保安上有効な距離が必要になるのです。
ここで言う保安上有効な距離というのは、人が移動するのに支障のない距離です。
人が楽に移動できるくらいのスペースを確保しないといけないと考えましょう。
厳密に何mと決められているわけではありませんが、余裕を持って離隔距離をとることが求められます。
溶接等の構造で換気口がある面は0.2m以上の離隔距離が必要です。
換気口がない面については、特に離隔距離も決められていません。

配電盤や変圧器等の離隔距離

キュービクルの設置スペースだけでなく、配電盤や変圧器にも離隔距離があります。
高圧配電盤の場合、全面または操作面は1m以上、背面または点検面は0.6m以上、点検を行う面は1.2m以上となっています。
ちなみに低圧配電盤や、変圧器の離隔距離も同じ数字になっています。
ただし、変圧器に関してはその他の面も0.2m以上の離隔距離が必要で、高圧配電盤や低圧配電盤と1部違いがありますので注意しましょう。
また、点検を行う面というのは、機器等を2列以上設ける場合にのみ適用されます。
機器等が2列以上にならないなら、1.2m以上の離隔距離も不要です。
少し複雑でわかりにくい部分もありますが、非常に重要な点なので必ず覚えておくようにしましょう。
屋外に設置するのか、屋内に設置するのかに加え、配電盤や変圧器等にもそれぞれ離隔距離が設定されています。
いずれにしても安全に運用できるだけの距離が必要で、この距離をしっかり守ることでキュービクルを安全に運用できるようになります。

まとめ

キュービクルを利用するなら設置の際の離隔距離は必ず知っておかないといけません。
どのくらいの距離をとれば良いのかを把握し、適切に設置しましょう。
離隔距離が確保されていないと、大きなトラブルの原因になることも予想されます。
消防法で定められている決まりなので、必ず離隔距離をチェックし、問題なく作業できるようにしましょう。